夢のある話

コロナ、コロナワクチンの薬害、エネルギー価格の高騰、日本の基幹産業、車の変革期、色んな話が耳に入ってきて、将来に夢を感じられなくなりそうです。

将来のことが心配になれば、お金の流れを追うと良いかもしれません。

こんなニュースがあります。

 米マイクロソフトは、米新興企業へリオン・エナジーから約5年以内に核融合による電力の購入を開始することで合意した。核融合発電の商業契約としては世界初とみられる。(WSJ 2023 年 5 月 11 日)

 核融合炉というのは、ミニ太陽を作り出し、エネルギーを取り出そうという装置になります。エネルギーは無尽蔵で、放射線廃棄物も原子力発電に比べれば、少ないことが予想されています。

 これはすごいことです。マイクロソフトは5年以内に核融合が成功することを予測しているということですよね。

 実際、2022年12月、米ローレンス・リバモア国立研究所は世界で初めて核融合反応炉を用いて投入したエネルギーを超えるエネルギーを取り出すこと「純増」を達成しているという。

 これから、ダムが決壊するように、ブレークスルーが生ずるかもしれない。

 核融合後の世界を見通すことは容易ではない。水素ガス と バッテリー の話があるが、余計な資源を使わないという意味で、水素ガスが有利になる可能性が高いと考えている。

 主な変化についての予測を調べてみた。

 

エネルギー革命: 核融合は効率的で持続可能なエネルギー源となる。これにより、化石燃料に頼る必要が減り、環境負荷も軽減されるでしょう。核融合は太陽や恒星のエネルギー生成原理を応用しており、理論的には大量のクリーンなエネルギーを供給できるとされています。化石燃料の価値が直ちになくなるわけではありませんが、化石燃料を燃やすのはもったいない。そういう時代になると考えられます。

温暖化対策: 核融合はほとんどの温室効果ガスを排出せず、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を大幅に削減できます。また、核融合発電は放射性廃棄物の生成量も比較的少ないため、環境に対する負荷が低いとされています。また、多量の電力により、地球環境のコントロールも研究対象となりうるかもしれない。

エネルギーの普及: 核融合技術の普及により、電力の供給が安定化し、エネルギーアクセスが改善されることが期待されます。これにより、発展途上国やエネルギー供給の不安定な地域でもエネルギーの普及が進むでしょう。核融合技術の成功により、エネルギー供給がより持続可能で安定的になることが予想されます。世界中が光で満たされてしまうと、街の光(光害)のない地域がますます減ってしまい、星の観測はしにくくなるかもしれません。

産業への影響: 核融合エネルギーの普及により、エネルギーコストが低下し、産業部門が競争力を高めることが期待されます。エネルギー費用の削減は、生産コストの低減や新たなビジネスモデルの創出につながるため、産業において新たな機会が生まれるでしょう。持続可能なエネルギー供給によってエネルギーコストが抑えられることから、産業部門の収益性と競争力が向上すると予想されます。予想もつかないような新たな雇用を生むことが予想されます。

宇宙開発への影響:核融合炉をもちいた、星間ミッションが可能になるかもしれません。場合によっては生きているうちに、近くの恒星 例えばケンタウルスアルファ星行の宇宙船が旅立つようなことがあるかもしれませんね。

世界中の資本家たちは、今核融合への投資にやっ気になっています。5年後に想像もつかない明るい未来が待っているかも・・・しれません。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です